「バイオハザード2」など家庭用テレビゲームの中古ソフト販売は著作権侵害に当たるかどうか注目されている。ソニーやセガなどのメーカーがアクトなど中古ソフト販売側と対立し、裁判で争う事態となった。

労使紛争と勤怠管理

困ったことに裁判所の判断も割れている。東京地裁で一九九九（平成一一）年五月に判決が出た、東京地裁では「映画著作物に該当せずメーカーに頒布権はない」と中古ソフトの販売を認めたが、同年一〇月に大阪地裁では「映画著作物に該当」し「メーカーは投下資本回収のため保護されるべき」との判決が出された。現状は、控訴判断がどうなるか待たれている状態だ。

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